理由ってなんだろう。
入院生活のことは置いといて、昨日読んだ漫画の話をして良いですかこんばんは。
- 作者: 吾峠呼世晴
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/06/04
- メディア: コミック
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鬼滅の刃。
8巻までレンタルして読んだ後、手元に置いときたくなって買い集めています。
少女でも少年でもなく、BBAと呼ばれてもしょうがない年代の者ですが、この漫画はとても良いです。
それで何が良いかって言うと、全然説明できない。
鬼になってしまった妹をヒトに戻す方法を探す兄、炭治郎が主人公のお話。
鬼をヒトに戻す方法は絶賛研究中で、そのために鬼の血をサンプルとして集めているところ。
鬼は基本ヒトを食べて強くなる仕組みで、いちいち闘って勝たなくちゃ血は取れません。
闘うためには武器や修行が要るし、そんなこんなで鬼と闘う組織や仲間という繋がりも出来ていく。
とても王道で矛盾の無い、よくできた展開です(どこから目線か)
修行で強くなったって言うても、体は生身のヒトである炭治郎。
普通は生きてない傷とかめっちゃ負うんだけど、そこをつついてたら闘う漫画は読めやしない…のでスルー。
たぶん、炭治郎が好きなんだと思います。
兄としての義務や責任感じゃなく、心底妹を取り返したいっていう真っ直ぐさ、応援したくなるタイプ。
妹を失ったら天涯孤独になっちゃうから、炭治郎自身のための闘いでもあるんだけど、そんなエゴを感じさせない真っ直ぐさです。
ひとって素直で真面目で正直であればヨシ!ってわけじゃないし、それが受け入れられない場合もある…どれも良いことのはずなのに、なんででしょうねー。
炭治郎は家族の仇である鬼にも非情になりきれない、それを優しいと思うか甘いと思うかも、見るひと次第。
私は、炭治郎が鬼にかける言葉が好きだなあ。
特に11巻の、危うく泣くところだったよ、油断したら。
あと妹の禰豆子がものっそい可愛い…。
この兄妹が好きなので、幸せになってほしい、見守りたい。というのが、たぶんこの漫画を良いと思う理由です。
他のキャラクターもそれぞれ魅力的だけど、今のところキャラ推し漫画ではないのも良い。
嫌いな理由は簡単に説明できるのに、好きな理由って説明するの難しくないですか。
鬼滅の刃面白かったよーって言いたいだけなんだけど、すごい時間かかった。
スマホの入力を一行に一回はミスるからかな?とも思うけれども。