潰瘍性大腸炎を発症したあの日。
覚えてない。
一昨日の昼食も思い出せないのに、13年前のこととか。
以下、役に立たないうろ覚えでお送りします。
最初は、ただの下痢だと思ってました。
潰瘍性大腸炎とか思ってもみないので、正露丸とか市販の下痢止めを飲みましたが、治まらず。
とりあえず市販薬でなんとかしたい、たいてい病院に行ってもたいしたことなくて時間だけくう、と思っている。
そのときは、便意はあっても腹痛はなかったような…気が…
1日の便回数も、危機を感じるほどじゃなかったはず。
普通にコンビニのドレイカレーおにぎりとか食べた記憶。
さすがに医者に診てもらわねば、の決定打はやはり下血でした。
これ、なんかの病気だな。と。
痔?痔かな?という尻から出血したとき真っ先に疑うやつ。
あの頃は携帯ってどんな形状だったっけ、電話の子機みたいに真っすぐのやつだったような、パカパカしてたような。
とにかくまだ、なんかあったら即ググるという文化はなく、とりあえず家から近い総合病院へ。
病院のスペックとしては、地方の県のさらに地方の総合病院です。
私が診てもらったのは内科の中でも消化器の先生で、どうやら当たりだったもよう。
確か、浣腸も何も前処置なしで浅く腸カメラをして、結果は後日。
下血はあかんやつなのですぐ診ましょうみたいな流れ…かな。
そして後日、潰瘍性大腸炎ですと告げられたのでありました。
大腸の左側まで炎症が来てるとか言われたような、その割に症状はそうでもなかったような。
仕事、行けてたし。
これまでサラゾピリン飲んだことないので、ペンタサを処方されたはず。
あとステロネマ座薬。
座薬て。と若かりし私はドン引きしたものの、なんかキシロカインゼリーもおまけしてくれました。
さらにプレドニン10ミリかなんか飲んだ…のかな、うん。
難病、治らない。の時点でまあまあショックだったのですが、その後の栄養指導にて『ほぼ白いものしか食べられなくね?』ってなったほうがへこみました。
米、豆腐、ささみ。みたいな。
13年前はまだ寛解時も食事制限が望ましいとされてた頃で、サシの入った良い牛肉とかとんかつとか、一生食べられないのか…?と思うと人生半分終わった感。
食べたいものが食べられないって、ものっっそいストレスなんだなと初めて知りました。
ショックだわ信じられない気持ちだわ、で大きめの市民病院にセカンドオピニオンを求めたものの、結果は同じ。
しかし、その後寛解してから現在まで、自身に対する人体実験を繰り返し、食べても大丈夫なもの、ダメなものがほぼ判っています。
私の場合は、唐辛子系の辛い物と、カップ麺がよくないっぽい。
あとはたぶん、缶コーヒーと地味にスイカもイマイチな気がします。
それ以外は何でも食べる。寛解時は。
一昨日の昼は、弁当箱にぎっしりの白米に鶏そぼろと茹でたささみを乗せたやつ、でしたっていうか、月曜から本日水曜まで、ずっとそれ…
『……健康的な弁当ってことだよね!』と気遣ってくれる職場の先輩、有難し。
あ、再燃しかかってる感じのときは、この本が参考になるかと。
自炊しなくても、食材選びの参考になります。
当時実家暮らしで包丁がどこにあるかも知らなかったので、母に見せたところ『白い』との感想を頂きました。
安心レシピでいただきます!―潰瘍性大腸炎・クローン病の人のためのおいしいレシピ125
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